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ライジングW ECO - ライジング工法ECO

概要

ライジングW ECO工法は、実績のあるライジングW工法の技術をベースにして、特殊混和剤(ライジングリキッド)を使用することでセメントミルクの水固化材比を最高40%まで高濃度化でき、高強度・邸残土の改良体を構築できます。

・W/C 減による強度増加<固化材料減> ・W/C 減による注入量減<発生残土減少> ・スラリーの流動性向上<品質向上>
スケルトンA型
スケルトンA型
スケルトンB型
スケルトンB型
ロータリーA型
ロータリーA型
ロータリーB型
ロータリーB型

ライジングリキッド

図-1 W/Cとフロー値 関係図

ライジングリキッドはアニオン系界面活性剤を主成分とした分散効果の高い非気泡連行型の、極めてすぐれた減水効果を有するセメント用固化材スラリー用高性能減水剤です。

1.性状
成 分 ナフタリンスルホン酸型流動化剤
外 観 褐色液体
比 重 1.18~1.22
pH 7.0~10.0(5%sol.常温)
2.特徴
1)一般の減水剤に比べて非常に高い減水性を有しています。
2)ライジングリキッドは非空気連行型の高性能減水剤です。
3)硬化・遅延作用がないので硬化不良事故が起こりません。
3.性能
固化材スラリーフロー試験
(建築工事標準仕様書 JASS15 左官工事に準じる)

仕様および適用範囲

改良形式 ブロック形式
適用構造物 建築物、擁壁、工作物および土木構造物
攪拌バケット スケルトンミキシングバゲットA型・B型(砂質土)
ロータリーミキシングバゲットA型・B型(砂質土・粘土質・ローム)
使用材料 セメント系固化材、普通ポルトランドセメント、高炉セメントB種
改良体寸法 幅、奥行き、深さともに0.7m以上5.0m以下
幅と奥行きは、1回に施工可能な寸法であり、これを超える場合は、適切な養生期間を設けるなどして、改良体を隣接して築造できる。
固化材
配合量
砂質土 50kg/m³以上で室内配合試験によって決定。
粘性土
ローム
添加剤(減水剤) 商品名:ライジングリキッド
配合試験により添加量を決定する。
水/固化材比 40~100%
土質、施工条件、施工地域の実績を考慮し、室内配合試験によって決定。
設計
基準
強度
砂質土 400~3,000kN/m²
粘性土
ローム

施工手順

1. 準備工
施工機の施工時及び移動時の安定を図るため、敷き鉄板の敷設・表層地盤改良などの養生、芯出し・マーキング、計量装置の点検・キャリブレーション、固化材の状態確認等を行います。
2. 位置決め
攪拌バケットを改良体施工位置に合わせます。
3. 掘削開始
掘削作業を開始します。
4. 掘削深度の確認
所定の掘削深度まで掘削します。深度確認後、層厚を0.5~1.0mに設定し、投入と攪拌を行うサイクル数を決定します。地下水位が高いなど、地盤が崩壊しやすい場合は、改良範囲を階段状やノリをつけた状態に掘削します。
5. 改良対象土及び固化材スラリー投入
掘削部に固化材スラリーを投入しながら改良対象土を投入します。
<プラントを使用しない場合> 同化材・水・量計器機器/吊りばかり計測器
敷地の等の都合により、プラントの使用が困難な場合は、プラントを使用しない方法により改良体を増築できる。
6. 攪拌・5~6の繰り返し
所定量の階領土および固化材スラリーを投入後、水平工法だけでなく全体が均質となるよう、深度方向(掘削孔の底面まで)の攪拌も行います。
7. 攪拌・造成終了
所定の固化材配合量が得られていることを確認した後、モールドコアの採取、比抵抗測定を行います。
地盤の崩壊しやすい場合の掘削形状図形
地盤の崩壊しやすい場合の掘削形状図形
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